生協班会情報

利根保健生協の「健康班会」は、医療生協の特色ある自主的な保健予防活動としてすすめられてきました。班会では、参加者同士の経験交流、病院の医師や看護師・医療職など生の知識を学んだり、血圧測定や尿チェック、大腸ガンチェックなどの健康チェックがおこなわれます。

班会に地域・家族ぐるみで参加して、健康の見直しや健康づくりをすすめ、安心してよい医療が受けられるよう、社会保障や平和の問題などの学習もおこなっています。

班会でできる健康チェック(無料)

  • 血圧
    血圧は身体の変調を教えてくれます。高血圧にもとづく血管障害では、脳梗塞、脳血管障害が圧倒的に多く、次いで心筋梗塞などの心疾患、腎不全などにつながるといわれています。
  • 検尿(蛋白、糖、塩分)
    尿は私たちの体の状態を知るための重要な手がかりを与えてくれます。
    尿は腎臓で作られます。
    「腎臓は老廃物のろ過工場」試験紙を使って身体の変化をチェック。一緒に尿の中の塩分もチェック。
  • むし歯(RDテスト)
    口の中の「むし歯菌」を見て、衛生状態を確認します。
  • 口唇閉鎖力(リップルくん)
    口を閉じる力を測ります。口が開いていると乾燥が進み、むし歯や歯槽膿漏等が悪化する原因になります。
  • 咬合力
    咬む力を測定し、健康度を調べます。
  • 血管年齢チェック
    血管の弾力性をチェックします。指先で血管の推定年齢がわかります。
  • 体組織チェック
    内臓脂肪、基礎代謝量、筋肉量、推定骨量、体内年齢などがチェックできます。
    適正なBMIは、18.5~25
    体脂肪率 男25%未満 女30%未満
  • みそ汁塩分
    我が家の塩加減は、どのような塩梅?
    日頃どれくらい塩分を取っているかチェックしてみましょう。
  • 足指力チェック
    足指間圧力を測定すると、下肢筋力(ひざから下および足裏の筋力)や転倒リスクがわかります。
  • 握力チェック
    握力は生活のあらゆる場面において必要です。高齢者の健康度の指標としても用いられます。
  • 手洗いチェック
    正しく手洗いができているか確認できます。
  • 呼気圧チェック(タスクル)
    繰り返しチェックし、呼気力を高めるトレーニングを行いましょう。誤嚥性肺炎、口呼吸、フレイルなどが気になる方へおすすめです。

班会でできる健康チェック(有料)

試薬など材料や一定の機材を使用するため、有料(組合員価格)となります。

便潜血(大腸がん)チェック 500円

腸内の出血の有無を調べます。自治体の健診とあわせ半年に1回、年2回のチェックを進めています。
生協が、このチェックを始めて20年、これまでに約30人の「大腸がん」を発見、ポリープ切除200余人。
早期のうちに発見できれば、体への負担が少ない「内視鏡」による治療で治すことも可能です。
しかし、早期では自覚症状がほとんどないため、定期的なチェックを受けましょう。

骨密度チェック 500円

骨の密度判定に用いられます。骨がスカスカになって折れやすくなるのが「骨粗しょう症」。
骨の密度が低ければ、それだけ早くもろくなってしまいます。「骨」の今の状態を知っておきましょう。
年に一度のチェックをおすすめします。

ピロリ菌チェック 便:1,200円

一生の内、一度のチェックで済みます。
胃の中に住み着く「ヘリコバクターピロリ菌」の有無を調べます。

ピロリ菌とは

  • ピロリ菌は人の胃の中に住み着く細菌です。
  • 人の胃に慢性胃炎を起こし、胃潰瘍や胃ガンを誘発します。
  • 日本人の感染者は5,000万~6,000万人と推計されています。
  • 50歳以上の人では、6割以上の人が感染しています。
  • 戦中戦後の衛生状態の悪い時代に育った高齢の人に感染者が多く、ピロリ菌に汚染された水を飲むなどして感染したと考えられています。

主な班会活動

  • AED講習
  • 折り紙
  • セラバンド体操
  • 筋トレ体操
  • 骨密度チェック
  • 歌声
  • フレイル予防体操
  • ふきもどし
    (オーラルフレイル予防)
  • ぬり絵
  • 認知症予防
  • 認知症予防体操
  • かるた遊び
  • 研修医を講師に健康講和
  • 4色あしぶみラダー

生協班会のメニュー一覧

詳しくは生協班会のメニュー一覧をご確認ください。お問い合わせは、各支部・班または生協くらしサポートセンター(電話0278-22-2300)まで。

PAGE TOP