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記事中でご紹介したピロリ菌の郵送検診は、2017年度で終了しました。

病院でのピロリ菌の検査は、今後も継続して実施します。

検査を希望される方は、利根中央病院内科外来へお問い合わせください。

また、人間ドックや健診のオプション検査でもピロリ菌の検査を受けることができます。

希望される方は、利根中央病院健診センターまでお問い合わせください。

人間ドックと各種健診の内容はこちらのページを、

金額についてはこちらのページをご確認ください。

お問い合わせ先

〒378-0012 群馬県沼田市沼須町910-1

利根中央病院 内科外来(受診)
  健診センター(人間ドック・健診)

TEL.0278-22-4321(代表) FAX.0278-22-4393(代表)  FAX.0278-25-9803(健診センター直通)

大腸がん ピロリ菌 〜班会と郵便で検診〜
 

利根中央病院

病理科医長

大野 順弘

 大腸がん班会の時に、ピロリ菌の検査が一緒に受けられるようになります。自宅で採った便を郵便で送って大腸がんとピロリ菌の検査が受けられる手軽な郵便検診も始めます

最大の国民病

 日本では年間に5万人が胃がんで亡くなっており、原因のピロリ菌への対策がなされない場合は、死者は7万人に増加すると推定されています。 六十歳前後の団塊の世代は半数以上の人がピロリ菌に感染しており、その世代の年齢が上がるにつれて、胃がんになる人がますます増えるためです。

 日本での臨床試験で、ピロリ菌感染者の胃がんのリスクは除菌により1/3に減ることが2年前に証明されています。 胃癌の治療には高額な医療費がかかるため、安価にできる除菌治療で団塊の世代の胃がんのリスクを、低下させることは、人口の高齢化に伴う医療費の増大を抑制するためにも緊急の課題となっています。

尿や便で手軽に
利根保健生協では、班会、または健診や人間ドックのオプションとしてピロリ菌の検査を受けることができ、尿の検査は1000円、便の検査は1500円で受けられます。
数年以内に除菌治療を受けたことがある場合は、(成功後も数年間は尿の検査は陽性となるため)便での検査が必要ですが、除菌治療を受けたことの無い方は、尿または便のいずれの方法でも検査が可能です。
班会と郵便検診

 今年度から大腸がん班会の際に、ピロリ菌の便検査も一緒に受けていただけるよう「大腸がん+ピロリ班会」を実施します。費用は大腸がんの検査のみの方は従来通り500円、ピロリ菌の便検査も合わせて受ける方は+1500円で2000円となります。 また、班会以外でも大腸がんとピロリ菌の検査を気軽に受けていただけるよう、郵便検診をはじめます。 この郵便検診は、医事課の窓口で申し込みができ、その時にお渡しする容器に自宅で便を採って病院へ郵便で送っていただいて、検査の結果も郵便でお返しする手軽な検査です。 費用は班会と同じ2000円ですが、ピロリ菌の検査だけの場合は1500円です。

理想的な治療法
簡単で安価
 

ピロリ菌の除菌治療は、制酸剤と2種類の抗生物質を朝夕2回1週間服用する簡単な治療です。

潰瘍が無い人では保険が使えず自費となりますが、その場合でも服薬後の便の検査も含めて5000円です。

高い成功率
  初回の治療の成功率は80%ですが、失敗した場合でも抗生物質の一つを別の薬に代えた2回目の治療により90%の人が成功するため、2回目までの治療では98%の人が成功することになります。
副作用も少ない
 

アレルギーによる発疹(薬疹)と、軟便や下痢が少数(数%)の人に見られます。

ごく稀には(火傷のような)重症の薬疹や、水様の下痢などの、重い副作用が見られることがあり、その場合は服薬をすぐ中止する必要がありますが、通常は軟便や軽い発疹で済む場合が多く、その程度であれば服薬を続けることも可能です。

離乳期に感染
  ピロリ菌は、10%以下と少数ですが、現在でも小児に感染が見られ、その多くは離乳食の時期に親から子に感染していると考えられています。

子や孫にピロリ菌と胃炎、胃がんという負の遺産を残さないためにも、ピロリ菌の検査をぜひ受けてください。そして陽性となった方は除菌治療を受けましょう。

病院窓口にピロリ菌の検査と治療のパンフレットを用意していますのでご覧ください