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実習レポート <医学生実習>
当院では、病院・在宅総合センター(老健施設、在宅サービス)、診療所が連携し、実習生の要望を最大限取り入れて実習カリキュラムの作成を行っています。
スケジュールの例として、下記のレポートをご覧ください。
また、ご不明な点は「病院実習のお誘い」のページよりお問い合わせください。
実習レポート【5・6年生】
群馬大学 6年生 学外選択実習(総合診療科)

 


カルテの書き方講座

内科カンファ

  

総合診療科 6年 全体の感想
自分で実際に手を動かしたり鑑別を考えて問診を取ったりすると、見学している時とは異なり、症例ではなく一人の人間として患者さんと関われた。救急外来を経験している際には、急性心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血など、重篤かつcommonな疾患に出会えた。自ら所見をとったり検査結果を解釈したりすることがとても印象に残り、主訴や周辺症状の聴取からいかに重篤な疾患を想起し、検査を迅速に行うかがとても重要だと実感した。カルテの書き方や救急レクチャーなどの講習は実習中でもすぐに活用できるので大変勉強になった。また片品・とね診療所や班会に参加した際は地域の患者さんと直接触れ合い、その土地の雰囲気や現在の医療状態など大学ではできない貴重な体験ができた。利根中央病院は利根地域の人たちと病院が支えあって利根沼田の地域医療が成り立っていることが肌身で感じられた。

実習一週目

自分で診察をすると話が偏りがちになるが、患者さんの普段の生活や仕事に話を広げると、話の中に治療や診断のヒントが得られやすいことを指導医の診察の様子から学んだ。訪問診療では高齢化が進む中、需要が高いであろう分野の雰囲気を感じ、また聴診器を用いた血圧測定の練習もできて勉強になった。

 

実習二週目
内科カンファの病歴要約発表では、他科の医師から質問していただき自分の気付いていないことに目を向けるきっかけになった。片品診療所は大きい病院とは異なり場所に応じた様々な医療の在り方を見ることができた。急患対応では初めてルート確保をしたり初診外来の問診をとったりなど様々な経験ができた。

 

実習三週目
救急搬送された方のご家族へのICを見学し、非常に厳しい状況の中でご家族の気持ちを尊重しつつ、医学的な観点から話すことの難しさを肌で感じた。救急レクチャーでは基本的なことを当たり前に行うことの重要性を感じ、学生のうちから基礎をきちんと身に着けて取り組んでいく必要があると思った。

 

実習四週目
診察やカルテ記載、発表準備などをゆっくり行うことができた。多くの見学や手技は大切だが時には落ち着いて勉強する時間があることもよいと思った。
症状カンファでは意識障害と失神の鑑別や疑った時の精査などが話題だった。自分の知らない症例もあり、いくつかの症例を見比べること、どうして鑑別が必要なのか、何故その検査が必要なのか−など、実感を伴って学べた。最後に利根中央病院の初期研修についての紹介もあり、改めて研修病院として大変魅力的だと思った。

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群馬大学 5年生 学外選択実習(内分泌内科)

【1日目】
市中病院で実際の患者さんに多く触れ、今までの自分の認識がとても偏ったものであることを痛感した。患者さんから学ぶという姿勢を忘れずにいたい。

【2日目】
初めて訪れた片品村は想像よりも栄えていたが、訪問看護や往診で見たものは、自分の想像を別の意味ではるかに超えていた。この地域の医療にもう少し触れ、可能ならば医療のみでなく生活面からもアプローチして実習を送りたいと感じた。

【3日目】
カルテに鑑別診断と検査を書くよう指示されたが、先生からの評価は20点だった。当然、診察を行なったうえで評価すべきものであるから、参考書のみの答えでは意味がない。言われる前に自分から積極的に行動を起こす。そういった姿勢が現場で求められていることをしみじみと感じた。

【4日目】
たまたまお昼に居合わせたという理由で、紹介となった経緯や患者さんの情報についてリハの方と共有したことでチーム医療を感じられ、一介の学生の自分でも力になれているということを嬉しく思えた。この気持ちを忘れないようにしたい。

【5日目】
外来で患者さんの話を聞いていた時、自分の主観で状況を想像してしまった。その後先生から背景を教えていただきとても驚いた。少し偏見を持ってしまった自分が情けなかった。

【6日目】
片品診療所では、交通手段がなく、自力で診療所に行けない人が多くいることを知ることができた。送迎の車中で患者さんとの会話を試みたが、方言もありうまく会話が続かなかった。DKAとHHSに関して知識がごちゃごちゃになっており、午後の外来の合間で丁寧に解説していただいた。自分の知っていることを整理し、アウトプットする力を身につけたい。

【7日目】
午後は中原先生から内科疾患について細かく説明され、濃密な時間となった。

【8日目】
当直では、小林先生、浦部先生から活きた知識を多くいただき、大変貴重な時間となった。

【9日目】
昨夜からの当直で朝から体を動かし、いかにも研修医な生活でとても面白かった。今回の実習で学んだのは、自分から積極的に動いて学びの場を得ようとする姿勢であり、受動的にいるのは本当にもったいないと痛感した。また、そんな学生の気持ちに応えてくれる利根中の先生方の懐の深さに感服した。実習初日にCPAに対して心臓マッサージを行い救命できなかった自分たちが、最終日に気胸に対して脱気術を行なうことができているというのは大変な進歩だと感じた。

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群馬大学 5年生 学外選択実習(外科)

【1日目】
患者さんにとって大切な栄養について学べ、担当患者さんの輸液の組成、必要栄養量について考えることができた。“外科=手術”というイメージだったが、術前〜術後管理を見学して、総合診療に近いものを感じた。

【2日目】
消化器外科の手術を始めて見学できた。手術中は分からないことも多かったが、事前にレクチャーしていただいたおかげで、見るべきポイントが分かってよかった。機器の使い方、オペ中の解剖構造の把握、トラブルへの対応などを間近で学ぶことができた。外傷、直腸癌の患者さんも新たに担当することになったので、しっかり勉強したい。

【3日目】
前回の闘魂外来よりは緊張せずに診察ができた。鑑別の挙げ方、適切な検査の選択、患者さんへの対応など、実践的なことがたくさん学べた。大学では臨床推論の講義や実践的な外来実習はほとんどないため、自分で積極的に学んでいきたい。。

【4日目】
右下腹部痛の急性腹症(虫垂炎、憩室炎)の画像診断について学べた。郡Drは患者さんの家族の状況や職業など生活背景も大切にしていて、治療方針にも大きくつながると思った。

【5日目】
鼠径ヘルニアの手術は教科書で勉強したことがあったが、実際に見学することで、より具体的にイメージできるようになった。患者さんへのICでは、患者さんは生成の話を何割くらい理解できているのだろうか?と疑問に思った。

【6日目】
週末入院になった患者さんの画像診断で「虫垂炎穿孔性汎発性腹膜炎」を疑い、開腹したらその通りであった。疾患の発見から緊急ope、その後の対応までの流れを勉強することができた。虫垂炎の治療は、患者さんによって多様であると分かったので、その都度対応を考えていきたい。

【7日目】
モンスターペーシェント、ファミリーといわれる人たちに実際関わった医師の話を聞き、“とりあえずの謝罪”ではなく、相手に同調しながらうまく「対応する」ことが大切だとわかった。

【8日目】
班会に参加してリフレッシュできた。新病院への通院のこと、普段の食生活のことなど、いろいろな話ができた。これからも医療者として意見を言ったり、地域の要望を直接聞くことができる班会の場に参加していきたい。また患者さんや家族へのIC含め、どのように工夫すれば話を理解してもらえるのか学びたいと思った。

【9日目】
金井Drによる外来指導では、研修医の先生による初診対応を見学できて、どのように鑑別をしぼりこんでいけばいいのか学べた。利根は外部講師によるレクチャーの機会があるところがいいなと思った。

【10日目】
2週間充実していて、あっという間だった。スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今後、どんな進路に進んでも外科的な手技、考え方を身につけていきたい。

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群馬大学 5年生 公衆衛生学 地域保健実習

【1日目】
 ケアマネージャーさんに同行させて頂き、介護を必要とする人々がどのような手順で介護支援を受けるのか、ケアプランはどのような面に注意しながら建てられていくのかを学ぶことができた。利用者さんとの対話で、世間話をしながらも必要な情報を聞き出す・伝えるための話術は、内気で引っ込み思案な自分にとって勉強になった。医師業務にも通じる部分だと思うので、これから意識していきたい。
 受診が必要なのに、バスや電車がなかったり、経済的な理由から自力での通院が難しい方に無償で送迎をしている通院支援の活動はとても良いと思った。過疎化の進んだ根利地区を見学し、バスが1日6本しか来ない限界集落の実態に驚いた。
 高齢化の進み、独居の方が多い地域では、健康について学んでもらいながら交流もできる“班会”という場は、精神的・身体的にもメリットが大きいと感じた。

【2日目】
 今まで大学病院での実習が主であり、診療所での見学は初めてだったが、やはり患者さんの雰囲気が全くことなることが印象に残った。高血圧などによる定期受診の方が多く、診療所の方がより人々の生活に密着していた様に思う。また尾瀬ハイキング中、怪我や熱中症により救急搬送された方も来た。片品村が観光産業で成り立っている半面、医療機関は診療所のみで設備が限られている中、多種多様な疾患の患者さんを診るには豊富な知識・手技を知っていなければならないということを実感した。自分の想像していた“地域医療”の現場を体験することができた。松井Drの『今でも毎日が勉強』という姿勢に感銘を受けた。
 外来の空き時間には、片品村の特養や介護を受けているお宅を訪問させて頂き、片品村の介護の状況について学ばせてもらうことができた。同じ山間部でも、独居高齢者が多い根利地区と、自営業者が多く、常に家族が気にかけられる状況がある片品の違いも知ることができた。

【3日目】
 今日は発熱や嘔吐・下痢など体調不良で訪れる患者さんが多かった。重大な感染症の見落としがないようにするには、所見をしっかりとること、また心配があれば無理せず病院にまわすことが大切なのだということを学んだ。
 介護は利用者の方だけでなく、家族の負担を軽減することも重要になってくるということをお聞きし、ケアマネージャーの広い視野を持つ必要性は医師にも通じる大事な点だと思った。

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群馬大学 5年生 学外選択実習(産婦人科)


救急外来(CPA対応)
救急外来(CPA対応)
マタニティーヨガ
マタニティーヨガ

【1日目】
 一般的な産科や婦人科の実習は初めてだったので新鮮だった。中絶などの症例では、医療者としてモヤモヤを感じたとしても、患者の心境に配慮した声かけが重要だと思った。

【2日目】
 分娩の流れを理解できた。初産婦と経産婦を1件ずつ見られたので比較にもなった。エコーを実際にやらせていただいて、少し分かるようになった。

【3日目】
 ベビーマッサージは赤ちゃんのためというのもあるかもしれないが、お母さんたちの交流の場にもなっていると感じた。opeのときには内診もでき、助手もさせていただいた。

【4日目】
 喘息や膠原病の合併の妊婦さんもいて、その治療のための薬を処方したりしなければいけないこともあるので、専門はあっても他科のことも分かっていないといけないと思った。

【5日目】
 帝王切開では合併症も多く、胎児も小さいし、術中に左胸の痛みを訴えたりと心配も多かったが、無事に終わってよかった。

【6日目】
 電子カルテのトラブルもあり、手書きの処方箋を運用する場面があった。そういったケースでも対応できるよう、医学知識だけでなく書類などシステムの面でも知っておく必要があると思った。

【7日目】
 妊娠初期で膣に潰瘍があった患者さんは、他にもいろいろな問題を抱えていそうで、自分も気が重くなってしまった。患者さんにどう言葉をかけるか難しいと思った。

【8日目】
 更年期障害は以外と若い人でも起こること、薬によっても起こることが分かった。不妊症の症例も多く、しかも原因が様々で勉強になった。救急外来で行なった静脈採血はうまくとれた。採血は安定して採れるようになりたい。

【9日目】
 opeでは糸結びなどもやらせていただけたり、多くのことを経験させていただいた。2週間いると、同じ人の初診〜再診、入院〜退院、その後の再診まで見ることができて勉強になった。

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実習レポート【1〜4年生】
群馬大学 4年生 外科実習

【1日目】

看護師さんや薬剤師さんと病棟を回り、チーム医療の現場を実際に見ることができました。手術見学では、初めて鼡径ヘルニア手術の腹腔鏡手術を見ましたが、画面で確認しながら手を動かすのはとても大変そうでした。胃ろうの開腹手術では、見学だけではなくステープラーやカメラを持たせていただいたり、胃に触らせていただいたりと、とても勉強になりました。

【2日目】

ヘルニアの手術見学では、1日目と違った手術方法を用いており、ヘルニアにも色々なアプローチがあると分かりました。胆嚢炎の手術も見学し、解剖以外で腹部臓器を見られる機会があまりないので、術野で見学したことや、ハサミを使わせてもらえたことは、貴重な体験となりました。

【3日目】

膿胸に対して処置や、患者さんへの病状説明や末期ガン患者さんへの接し方、標準予防策のことなどを教えていただきました。

血ガス採取後の静脈圧迫をしましたが、作業中無言になってしまい、患者さんから色々と話題を振っていただき申し訳ない気持ちになった。実習生といっても患者さん側からすれば医療者になるので、気を使わせてしまったのは良くなかったと思いました。

虫垂炎手術と幼児の舌縫合手術も見学させていただきました。

舌縫合手術が終わった際に、先生がご家族の方へ手術成功した旨を伝える姿がとても印象的でした。

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群馬大学 3年生 地域医療体験セミナー

【片品診療所】
 90歳前後で独居の方のお宅を訪問したが、年齢の割にみなさんお元気で驚いた。ケアマネの方が用意したカレンダーにデイサービスや配食、受診の予定が記入されていて、いろいろなサポートを受けながら、多少不便でも慣れ親しんだ土地で暮らしていると実感した。 外来は高齢者だけでなく、若い方もいて意外だった。山間部でも、産業・仕事がある地域の特徴だと感じた。臨床のことはまだ分からなかったが、それ以外の部分で勉強になることが多かった。

【ホームヘルパー同行】
 ただ利用者さんの身の回りのお世話をするだけでなく、コミュニケーションの中から利用者さんの日常生活の様子や近況を把握することが大事だと感じた。また自治体が発行している「ほほえみノート」を使い、他のサービス提供者と情報の共有をするシステムは合理的だと感じた。

【班会】
 水銀の血圧計を使い、測定をさせてもらった。難しかった。近所の方々が集まり、健康について知識を学びながら交流もするという活動が、様々な地域で様々な形で開催されていて素晴らしいと思った。

【当直見学】
 患者さんが少なくて残念だったが、たまたま授業で聞いたことのある疾患の患者さんが来て、なんとなく疾患のイメージが掴めた気がした。また研修医のための“半当直制度”は、負担を軽減しつつ効率的に研修を行うのにいい制度だと思った。

【医局BBQ】
 多くの医師・職員の方とお話ができ、珍しいものもご馳走になり、楽しかった。「利根で研修したり働いたりするのが楽しい」というご意見が聞けて、とても興味がわいた。また生協の病院として、組合員さんのあたたかさに支えられていることも実感した。

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群馬大学 1年生 地域医療体験セミナー

【片品診療所】
前橋市内の病院とは違い、患者数は少なく、それだけ一人の患者さんにかけられる時間が長い印象を受けた。ただ、患者数が少ないとは言え、地元のかかりつけの方から尾瀬などに観光で訪れた方まで様々な患者さんや疾患が集まるので、診療所の役割としては非常に大きなものを抱えていると感じた。
往診や訪問看護では、限られた時間の中で必要な業務と患者さんとのコミュニケーションの両方をしっかりとされていて、すごいと思った。

【根利地区の見学】
根利は1日にバスが6本しか来ない、とてつもない田舎だった。「限界集落」の状況を生で見ることができ、そこに住む人々の大変さがひしひしと伝わってきた。その一方で、『住み慣れた場所を離れたくない』という意見もあり、便利な生活が必ずしも満足度の高い生活ではないということを知ることができた。


バス停(あまりのバスの少なさに、肩を落とす)

【ホームヘルパーへの同行】
利用者さんがとても気さくな方で、畑で捕まえたカブトムシの話や甲子園の話題で盛り上がった。また見学だけでなく、家の掃除などやれる事を手伝わせて頂き、良い経験ができた。今回の実習を通して、ヘルパー、訪問看護、往診の役割の違いをつかむことができた。


ホームヘルパー同行

利用者さんとの懇談
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群馬大学 2年生 地域医療体験セミナー

【生協の説明】
医療生協による病院運営の存在を初めて知った。組合員の要望に応えて通院支援を実施したり、自主的な健康増進活動(班会)を支援したりと、地域住民に密着した医療組織であると強く感じた。医師・医療が不足している地域では、人との繋がりを大事にしていくことが大切であると感じた。

【班会】
高齢な方の参加が多かったが、みなさんが楽しそうに過ごしている様子が印象的だった。個人が自力で生活習慣を変えることは難しいが、近所の方々と交流しながら健康について意識していくのは、成功しやすく病気を未然に防ぐ効果が高いと思った。また血圧を測りながら、地域の方々がどんな暮らしをしているのか伺えて、貴重な時間になった。


班会参加

【当直対応見学】
短時間だったが、電子カルテや診察の様子を見せて頂いた。この日は想像していたほど慌ただしい様子ではなかったが、緊張感と疲労感の漂う現場だった。また、検査の終わった患者さんの移送を手伝わせてもらった。

患者移送

【片品診療所】
診療所は、アットホームで穏やかな雰囲気だった。丁寧な診察の中で、患者さんの話からどんな検査が必要で、どの薬を出すか迅速に判断していて凄いと思った。学校で学んだ知識が現場で当たり前に使われている様子を見て、もっと勉強しなければと身が引き締まった。
訪問看護では、認知症で糖尿病の既往がある方のお宅へ伺った。高齢者医療において、服薬管理が大きな問題であることを感じた。先生が用意した、服薬の時間を知らせる音声メッセージ入りの目覚まし時計が印象的だった。
往診の利用者は思ったよりも少なく、患者さんが診療所まで来られる環境にあるのかなと感じたが、今後さらに高齢化が進むなかで、在宅医療・訪問診療の役割が大きくなるのではないかと感じた。

往診同行

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島根大学 3年生 総合診療科実習


【1日目】

総合診療科病棟の回診では、感染症の患者さんが多く、これから学校でやる微生物学をしっかり勉強しようと思った。通院支援に同行させてもらったが、往診とは違い通院のための送迎サービスは初めてで、公共交通機関がほとんど使えない場所も多く、中にはかなり遠方まで送迎がされていて驚いた。自力での通院が難しい患者さんは多いだろうし、往診だと診察できる患者さんの数はより限定されると思うので、通院支援は本当に画期的なサービスだと感じた。

内科カンファレンスでは、基礎知識だけで‘なるほど’と思える部分もあり、座学の勉強と臨床とのつながりが見えた気がして良かった。

【2日目】

救急外来は、熱中症疑い、大腿骨骨折疑い、腹痛、腰痛のほか、小児では発熱、嘔吐、さらにハチ刺されなどの患者さんが来た。中でも大変そうだったのは、心窩部痛を訴えて救急搬送されてきた40代男性の方。腸捻転や腸閉塞を疑い、CTを行ったところ、石が見つかり総胆管結石として入院となったが、直接ビリルビンの値が高くないことや、石のある右腹部と痛む左腹部という相違などから、痛みの要因はいまいち分からないということだった。不明熱の患者さんなどもいることを知り、診断の難しさを体感した。

ヘルパー同行では、寝たきりの方のお宅へ訪問し、食事や排せつ、お話し相手をさせていただく中で、ヘルパーさんは利用者さんにとって非常に近い存在だと実感した。

【3日目】

外来の見学では、高血圧、発達障害、認知症や精神症状など、総合診療科がとても幅広い病気を診ていることに驚いた。1人あたりの診察時間は短いものの、生活、職業、家族のことなどを書き留めておき、次の診察時に話題を振ってコミュニケーションを図り、信頼関係を築く工夫をしていた。短時間で患者さんとの信頼関係をどう強めていくのかずっと疑問に思っていたので、実際にそのやり方を見ることができた気がして良かった。

班会では、病院と地域住民との結びつきだけでなく、地域住民が集う機会をつくること自体が、高齢者の孤立化防止につながると思った。

【4日目】

CT読影会は、いろいろと教えてもらい勉強になった。まだ学校でCTをちゃんと習っていないが、今後、勉強するときの参考にしたいと思う。救急外来では、ウォークインで来院した第3度熱傷の患者さんへの対応が、これまで見たことのないものだった。ショック状態で転院搬送することになったが、現場の緊張感、耳鼻科、皮膚科といった他科との連携、さらに転院搬送までの一連の流れを見ることができてよい経験になった。

救急レクチャーは、酸塩基平衡についてだった。最近生理学でその範囲を勉強したばかりだったため、どう臨床に結びつくか、重要なポイントは何か知ることができ大変参考になった。

【5日目】

診療所の外来見学では、大人も子どもも診る医療に触れることができた。一人ひとりにかける診療時間が病院と比べ長く、頭痛で来院された患者さんが最近の血圧状況や熱中症の心配をしていると医師に相談した際、血圧の説明も含め、頭痛についてかなり丁寧に説明されており、患者さん側からしたらすごく安心する診察時間だろうなと感じた。診療所内の設備も見学させてもらい、診療所は検査機器があまりないイメージだったが、心電図やレントゲン、エコーなど色々な検査機器が配置されているのを見て少し驚いた。